海苔すき体験用具
舞阪自治センター及び
舞阪郷土資料館に行って参りました。
目的は海苔すき体験用具を借りるためです。
現存する日本最古の海苔養殖場として
漁具も立派な文化財です。
郷土資料館に行くと様々なものが展示されています。
体験用具は、誰でも作れるような簡易なものですが
先人の苦労を察するには十分なものです。
上の写真だけでは何だかわからないと思いますので、
一つひとつ説明を。
いろんな道具が載っている台を
カケダイ(掛け台)と言います。
水キレがよいように台の中心部に桟(さん)を2本置いてあります。
その上にノリス(海苔簀)を二山作ります。
ジョウギ(定規)あるいはカケワク(掛け枠)と
呼ばれる型枠をノリスの上に載せます。
その横に運搬具となるエビスサマ(恵比寿様)を置きます。
カケワクの中へカケマス(掛け枡)ですくった海苔を
流し込み整形します。
エビスサマは干し場へ運ぶ運搬具となりました。
その後、干し場ではモッテマワリ(持って回り)と
呼ばれる移動式の干し台で天日乾燥されました。
今回お借りしてきた干す道具は機械化されて屋内乾燥が
可能になったときのものです。
これらの道具は11月27日のイベント時に活躍するものです。
どなたでも海苔すき体験が可能です。
どうぞご期待ください!
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