海苔すき体験用具

浜名湖のりブランド推進協議会

2011年11月01日 07:00

舞阪自治センター及び
舞阪郷土資料館に行って参りました。

目的は海苔すき体験用具を借りるためです。

現存する日本最古の海苔養殖場として
漁具も立派な文化財です。

郷土資料館に行くと様々なものが展示されています。

体験用具は、誰でも作れるような簡易なものですが
先人の苦労を察するには十分なものです。



上の写真だけでは何だかわからないと思いますので、

一つひとつ説明を。

いろんな道具が載っている台を
カケダイ(掛け台)と言います。



水キレがよいように台の中心部に桟(さん)を2本置いてあります。

その上にノリス(海苔簀)を二山作ります。

ジョウギ(定規)あるいはカケワク(掛け枠)と
呼ばれる型枠をノリスの上に載せます。




その横に運搬具となるエビスサマ(恵比寿様)を置きます。




カケワクの中へカケマス(掛け枡)ですくった海苔を
流し込み整形します。




エビスサマは干し場へ運ぶ運搬具となりました。

その後、干し場ではモッテマワリ(持って回り)と
呼ばれる移動式の干し台で天日乾燥されました。

今回お借りしてきた干す道具は機械化されて屋内乾燥が
可能になったときのものです。



これらの道具は11月27日のイベント時に活躍するものです。

どなたでも海苔すき体験が可能です。

どうぞご期待ください!

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